ガシッと私の手首を掴んで、校舎裏に連れていかれた。
比較的静かな場所。
「俺と初めてあった日のこと覚えてる?」
「覚えてるよ」
日向とは最悪な出会いで、恐怖しかあの時はなかったんだから。
忘れられるはずなんてないよ・・・
「愛果って知ってる?」
「うん」
私の友達で、今は真司の彼女さん。
「愛果が真司のこと好きなのは知ってたけど、結菜ちゃんが付き合ってたんだよね」
「うん」
何が言いたいんだろう・・・?
「結菜ちゃんを脅してでも別れさせようと思った。だから、はじめは好きなんかじゃなかったんだよ」
ん〜・・・何となく気づいてたようなきづいてないような・・・
あの時は恐怖しかなかったもんだから、何も考えてなかったかな。



