津田くんと真司くん、今まであまり話しているところ見ないけど、仲は良いみたい。
「結菜ちゃんも一緒?」
「うん」
急に話しかけられて心臓が突然、飛び上がったみたいにドキッとした。
こんなんだけでも、ドキッとするのに、ずっと一緒にいたら、心臓持たないや。
・・・真司くんのせいだ。
「結菜ちゃんと一緒だったら、楽しそうだな?」
「そ、そうかな??」
ちょっとぎこちないかな?
さっきの話を聞いて、前よりも津田くんのことを意識し始めてしまった。
「よしっ!じゃあ、この4人な?」
・・・やっぱり変だ、真司くん。
真司くんはスタスタと黒板の方へ歩いて私たちの名前を書いてくれた。



