愛されすぎて・・・






止まること知らない時間は私がどれだけ悩んでいたりしても過ぎていき、5時間目になってしまった。



「それじゃーな、合宿の係と班決めをするぞ?」



先生が黒板に係名をスラスラと素早く書いていく。




・部屋長

・炊事係

・美化係

・薪係


などいろいろで、茜とは席が離れていて


「相談しにくいなぁ」


なんて思った時に先生が移動してもいいって言ってくれて、茜が私の所へ来てくれた。




「まずは行動班を決めろよー!決まったら、黒板に書きに来い!」




ざわざわと教室が騒音に包まれる中、先生が叫んで言った。




「結菜、どーする?」



「俺も入れてよ、行動班!」



あ・・・いつもの真司くんに戻ってるみたいだなぁ、多分?