普段、声を張り上げて、怒るような人じゃないのに・・・
「ふんっ!・・・あ、真司くんおはよー!」
・・・真司と喋ってる。
私のなのにってずっと心の中でエンドレスに言い続ける。
でも、何も出来ないんだけど、結局・・・
「結菜・・・」
今にも泣きそうな顔をして、涙ぐみながら私の名前を呼んだ。
その声はかすかに震えていた。
・・・辛いよ。
席が隣だから、少なからず、数ミリは視界に入ってしまうから。
恋ってこんなにも辛いんだね。
いい事ばかりが恋愛じゃないんだね・・・。
楽しそうに話す2人をみて羨ましいなって思ってしまう。
「結菜ちゃん」
「・・・涼真・・・」
昨日も迷惑かけちゃったのに、今日も迷惑かけちゃうじゃん。
今のままだと・・・



