ちゃんと、誰かを一途に思ってる。
なのに、なんであんな噂が広まったんだろうなぁ。
真司と付き合った今でも、涼真は私のことを好きでいてくれる。
辛い時は、涼真が私をギュッと抱きしめてくれるんだよね。
真司との時間は今はなくて、歯車が狂い出しちゃったけど・・・
涼真がいてくれたら、乗り越えられそうだなってなんとなく思った。
「今日はありがとう」
私の家に着いた。
涼真がいなかったら、私・・・
きっと立ち直れてなかったかもしれないから、すごく嬉しかった。
「じゃあ、また明日な?」
「うん」
手をヒラヒラと振って、後ろ姿の涼真を見送り、家の中に入った。



