「結菜?キスして?」


「・・・っ///」


自分から、そんなことするようなキャラじゃないじゃん、私・・・。


でも、負けちゃったのは事実だし・・・


勇気を振り絞って、真司に顔をだんだん近づける。


真司との距離がゼロになって、緊張とドキドキで頭が真っ白で・・・


ここが海辺だってことも忘れるくらい。


「結菜っ・・・」


キスの合間に名前を何度か呼ばれ、そのたび心臓が跳ね上がる。


どんどん息が苦しくなる。


「・・・っ・・・ふっ・・・ふぁ・・・んっ」


苦しくて・・・自分でも聞きなれないような甘い声が出る。


私からキスをしたけど、責められるのは真司で・・・


あまりにも苦しすぎて口を開けると真司の舌が入ってきた。