「困るから・・・ね?離れよ?」


結菜の言葉を無視して、抱き締め続ける。


「どうしたら、離れてくれるの?」


・・・俺にもわかんねぇ。


結菜から離れたくない、ずっとくっついていたい。


「ねぇ・・・明日とかくらいに風邪・・・移ってたらごめんね・・・」



「俺は、結菜からの風だったらいくらでも貰う」


「も〜・・・」


恥ずかしがるような仕草をする結菜が愛おしくてたまらない。


そろそろ離してやらないと可哀想だと思って、体を離した。



「結菜、好きっ!大好きっ!ううん、愛してる!」


「いいから、そういうの・・・」


あ・・・ツンツン結菜だ。


本当に可愛すぎて可愛すぎて・・・



俺の心臓はバクバク鳴りっぱなし。

止まることをしらないみたいに・・・。