しばらく時間が経って、夕方の5時になり、薄暗くなってきた。
俺はいつの間にか寝ていたみたいで・・・
目を開けたら、結菜の顔が近くにあったから、びっくりした。
あまりにも可愛くて・・・
「結菜・・・もう大丈夫なのか?」
理性を必死に保ちながら言った。
近すぎだっつーの。
「うん、真司のおかげで」
「良かった」
顔色もだいぶ良くなっている。
「結菜」
「ん?」
「熱出て弱ってる結菜、すげぇ可愛かった」
「・・・うるさい」
やっぱり、ツンツンしてる結菜は可愛い!
俺は結菜にギュッと抱きついた。
久しぶりに会ったし、今日はまだ1回も結菜にくっついてないし・・・
「ちょっと・・・離してよ!」
「やだー!」



