愛されすぎて・・・




ああ・・・やっべ・・・


可愛すぎる。


結菜も俺のことを好きなんだなって改めて感じた。


「よし!じゃあ、海に行こ?だから、しっかり治せよ?」



「うん!」


そろそろお昼だから、下へ降りてお粥でも作ってやるか・・・


そう思って立ち上がるろうとしたけど、服の裾を引っ張られて立てなかった。


「・・・どうした??結菜」


「どこ行くの?」


「お昼作りに行くだけだから」


「やだ。行かないで・・・」


俺の腕に、結菜の腕がグルンと巻きついて、結菜の体温がじわっと感じる。


なんでこんな可愛いんだよ・・・。


「すぐ戻ってくるから」


なるべく、結菜にそばにいてやりてーけど、お粥作んねーといけねぇから、諦める。


・・・ごめんなと心の中で謝った。



「あら・・・真司くん」



お母さんが丁度出ていくところだったみたい。