真司言っている意味がわからない!



「結菜?行くぞ?」


「・・・うん!」


まだギュッてしたいって思ったけど、我慢して真司の手をぎゅっとの握る。



「可愛いすぎだろ・・・」


「・・・なんかいった?」


「なにもねーよ。」


10分ほど歩くと、屋台がたくさん並んでいるところについた。


懐かしい、この雰囲気!


「はぐれるなよ?」


「うん、大丈夫」


真司がずっと手を握ってくれているから。


「なんか食べるか?」


「うん」


ベビーカステラとか唐揚げとか、わたあめとかフルーツ飴とかたくさんの種類の屋台があって迷う。


他にも、当て物とか射的とかもあるんだけどね・・・


あ!金魚すくいとか懐かしいなぁ。


私はあまりにもセンスがなさすぎて、全然取れなかったんだけどね。