幸せだなぁ。
何気ないこの時間も真司と過ごす時間全部が。
「結菜ってツンツンしてんだって思ったらデレデレするよな」
「・・・なによ」
「いや、可愛いなぁって思っただけだよ」
「可愛くないから」
「無自覚だな?」
可愛くないってちゃんと自覚してる。
私は全然可愛くなんかないんだから・・・
真司と一緒に帰っていたら、あっという間に着いた。
「じゃーな?また明日」
「またね!」
真司が私の額にチュッとキスを落とした。
「ん〜・・・もう///」
「顔赤いね?」
・・・ずるいなぁ。
でも、幸せだなって思う。
「俺はずっと我慢してたんだからな?」
「どういう意味なの?」
「何でもねーよ」



