その次の日。
朝、いつも通りの時間に朝起きて、ご飯も食べ終わって準備して家を出ると待っててくれた。
「よっ!」
「おはよ」
いつも思うんだけど、なんでそんなに早いんだろ・・・。
私が家から出る時間大体決まってるのに・・・
変わってる。
「今日も可愛い!ギュッてしたくなる」
「やだ!」
「えぇ〜・・・ケチだな」
いつもの真司だ!
こういう会話もどこか懐かしく感じる。
昨日ぶりにしたんだけど・・・
少しでもしなくなると久しぶり感が出る。
「今日も結菜が好き!」
「ありがとう」
「なんかその“ありがとう”は傷つく・・・」
「ごめんごめん」
どんな私でも、真司は「好きだ」って言ってくれるんだね。
きっと・・・。



