愛されすぎて・・・





お母さんが軽々しくそんな言葉をはいた。



「私はそんなことをするほど、モテません」



「あら、そう?」



あぁ〜・・・厄介な人に見られちゃったかぁ。



大変だなぁ。


真司だけじゃなくて、涼真までお母さん気に入りそうだし・・・



「着替えてくるから!」



「うん」


お母さんに私が涼真を好きだって勘づかれたら終わりだ・・・。



めんどくさいほど、突っかかってくるし・・・



大変だなぁ・・・。


お母さんに見られるのだけは、本当に避けたい。



家に送ってもらうの却下しようかな??



でも、そんなに涼真と帰るってことも少ないだろうし・・・



気にしなくていいか。