愛されすぎて・・・






メニューの写真をパラパラと捲りながら、悩みに悩んだ結果・・・




「じゃあ、私はココアとチョコバナナカフェにしようかな?」




「了解!」



「真司くんは?」



「俺はコーラだけでいいや!」



「え、じゃぁ私もココアだけでいいよ!」



私だけ飲み物と食べ物があるじゃん・・・



ここのお店にメニュー見た時、値段が少し高い気がしたから・・・



いくらなんでも、申し訳なさすぎるよ・・・




「いいからいいから!好きなやつに奢りたいだけだから、気にすんな」



そのあと、真司くんが店員さんを呼び止めて私の分と真司くんの分をオーダーした。



・・・やっぱ申し訳ないなぁ。




「結菜ちゃん、そんな顔すんなって!俺が奢ってあげたいだけだから!な?」



「・・・うん」