愛されすぎて・・・





「それもそうだな?」



えへへって笑う。



「美味しそうに食べている時の結菜ちゃんは可愛いかったなぁ!」



「辞めてよー・・・」



「ほんとのこと言っただけだろ?」



急に恥ずかしくなる・・・。


さっきから「可愛い」ばっかり言ってるじゃん・・・。



私よりも遥かに可愛い子なんて、たくさんいるじゃん。



「結菜」



「・・・ん?」



「なんでもない」



「なにそれー」



そんなことを言っていると、あっという間に学校に着いた。


長かったなぁ。



でも、案外楽しかった!


特に何かをしたってわけではなかったんだけどね?



「結菜」