僕と、野獣系の彼女

僕は、彼女に何かしただろうか?

知らないうちに、彼女を苛立たせ、立腹させるようなことを?

どうして、そんな怖い視線で、僕を見るんだろう

彼女と、しばらく視線を合わせる

気まずさと、恐怖感に耐えきれなくなり、僕は視線を外そうとする、その時

エンジ色の電車がホームに滑り込み

僕と彼女の視線は断たれる

安堵する

ドアが開く。後ろの人に軽く背中を押されるようにして、電車の中に進み

向かいのドア付近にスペースを見つけて

もたれ掛かる