僕と、野獣系の彼女

いや、まだ、何も言ってないけど?

「アハッ、じゃあ、よろしくーっ!」

彼女はそう言って、嵐のように身を翻し

僕の家の二軒隣、彼女の家のなかに去っていった

相変わらず、自分勝手な

他人の都合なんて、お構いなしだ

もし、僕が、頑強に彼女の申し出を断っていたら

バトンスタジオの人に、どう申し開きするつもりだったんだろう

…まあ、他でもない、幼なじみの彼女の窮地を救うために

引き受けてやっても、いいけど