あたしに背を向けて歩く藤真君の背中を、


もう2度とあたしが追いかけることはないだろう。 



彼があたしにあの笑顔を向けてくれることは、


もう2度とないんだろう。



でもね、


あたしは、本当に好きだった。


ううん、今でも好き。



例え彼が、


あたしを嫌いでも。



彼が本音を言った、今でも。