レイプ未遂の事を話し終えた時、保健室にノック音が響いた。
返事をしながら扉を開けると、藤真君が立っていた。
ハッとして壁の時計を見れば、30分くらいだと思っていたのに一時間近く経っていた事に驚いた。
「っ!ご、ごめん。すっごく待たせちゃった。
先、帰ってもらって良かったよ。」
「ん、大丈夫。樹と話してたから。
それより夢。
先に帰ったりしない。一緒に帰る、当たり前だから。」
「…ん、ごめんね。」
藤真君は、あたしが再び目覚めてからこうやって毎日一緒にいてくれるようになった。
以前より、よく話してくれるし、話し方もひどく優しい。
「話、終わった?」
「あ、えと、」
「…もう少し、待ってよっか。」
「あ、いや、」
玲奈ちゃんに説明は終わったけど、肝心な藤真君との事は話せてない。
返事をしながら扉を開けると、藤真君が立っていた。
ハッとして壁の時計を見れば、30分くらいだと思っていたのに一時間近く経っていた事に驚いた。
「っ!ご、ごめん。すっごく待たせちゃった。
先、帰ってもらって良かったよ。」
「ん、大丈夫。樹と話してたから。
それより夢。
先に帰ったりしない。一緒に帰る、当たり前だから。」
「…ん、ごめんね。」
藤真君は、あたしが再び目覚めてからこうやって毎日一緒にいてくれるようになった。
以前より、よく話してくれるし、話し方もひどく優しい。
「話、終わった?」
「あ、えと、」
「…もう少し、待ってよっか。」
「あ、いや、」
玲奈ちゃんに説明は終わったけど、肝心な藤真君との事は話せてない。

