腹黒執事の極秘任務

……。
それっていいのか?

恨んでるって言うか、ストーカーっぽいんだけど。

うわ、男が男をストーカー?

目の前の細くて色白い男と、恰幅の良い威圧的な男を頭の中で並べて、何だか気分が悪くなった。

ストーカーではないにしろ、執着していることは分かった。

「……遠慮したいのですが」

変なことに巻き込まれたくない。
断ろう。
俺は白い封筒に紙幣とボイスレコーダーを入れ直して、男に差し出した。