そう言えば、マサが心なしか大人に見えた。
まるで10年以上たっているかのように。

…………………そうだ!
私は、あのときあのすれ違う時にマサにぶつかったのではなく車に跳ねられたのだ。
脳死状態の私をマサはとっさに私を庇いマサも重症。
マサには心臓移植しかなかった。
そうだったんだ。。。私の心臓、マサに……。

いつも助けてくれてたじゃない。今度は私が助ける番だよね。

神様、一瞬でいいからマサに会わせて!