陽射しが入り、眩しい。


朝…?


私は死んで…ってあれ。


そうだ、生き返ったんだ本当に。


『良かった…!!目が覚めて…』


母の声だ…。


『一時はどうなるかと思った』


兄の声…無愛想ながらも心配はしていたよう。


あのガキは、本当に神様だったんだ。


「お母さん、お兄ちゃん私は全然平気だよ」


『どうやら、家族の記憶はあるようで良かったですね』


医師の声…?いやどこかで、聞き覚えがあるような。。


『初めまして、今日からあなたを自宅でサポートすることになった神谷です。以後お見知り置きを。』


「神……谷さん?あっ、よろしくお願いします」


神谷さんはこちらに会釈をし、笑って見せた。