「え、誰?」


『信じがたいだろうが、俺は神だ』


あまりにも、答えが思春期前のお子様が言いそうな台詞で思わず笑ってしまいそうになった。


「神?本気?」


『でも、今のお前が霊となると神がいてもおかしくないだろ』



まず、霊となった私が見えるのなら有り得るね。



「でも、答え方がガキ臭い」


『ガキで悪かったな』


「で、私に何のようなのガキさん」


『初対面のしかも、神様に向かってガキとはいい度胸してるな』


「はいはい、で、どうなのよ」



『ざっくり言うと、お前は俺の手によって死んだ。』