暴走族の姫 Ⅰ

優喜「持ってきたぞ…っ魘されてるじゃねぇか。姉貴、なんか変なことしたんじゃねぇだろうな。」





そんな疑いの目を向けられても。





藍羅「悪いことはなにもしてないわ。急によ、急に魘され始めたの。」




すると、優喜のある行動と結果に、私は目を見開いた。





優喜が声を掛けながら、抱き締めると彼女はまた安心したように眠ったのだ。





藍羅「私は何しても駄目だったのに…。」