暴走族の姫 Ⅰ

その為、食事は沙蘭に持ってきてもらい、姉貴が倉庫に到着したのは次の日の午後になったからだった。






姉貴「来てやったわよ!愚弟よ!感謝なさい。」






相も変わらず五月蠅ぇなぁ。と思った。







姉貴「その子?診てほしいっていうのは…。」







姉貴は突然真剣な顔つきになって、彼女の顔を見たとたんに驚く素振りを見せた。






姉貴「っ!?その子、見たことあるわ。でもその話は後ね。まずは治療。」