暴走族の姫 Ⅰ

沙蘭はどうしますか?と聞いてくる。



俺は自分で運ぶと沙羅に言った。



何故だか、こいつが消えそうで。



触れて確認したかったのかもしれない。



ここにお前は居ると…。



「じゃあ、俺は準備ができたら行きますので先に仮眠室に行っておいてください。麗は優喜についていって仮眠室のドアを開けてください。」



沙蘭のこういうところには本当に感心させられる。



優喜「分かった。」
麗「は~い。」