私は真くんのことはよく知らないけど
嘘ついてるようには見えないし、こんなに素直に思いを伝えてくれる子はいなかった
ちょっと不安はあるけど
「えっと、私でよければお願いします」
付き合ってから知るのもいいよね!
こうして私と真くんは付き合うことになった
付き合ってから1年過ぎ、私たちは中学一年生になった
友達も増え私たちの仲も良好だと思ってた
…あの事を知るまでは
ある放課後
あ、いけない!机の中に明日提出のプリント置いてきちゃった
忘れ物に気づいて教室に戻ることにした
教室の前に着き中に入ろうとした時
?「ねぇ、ホントに気づかれてない?」
?「あぁ。大丈夫だ。心配するな」
あれ?この声って真と…佳奈?(かな)
佳奈は小学校の頃からの親友で私の良き理解者でもあった
なんの話だろう?
気になって身を隠して二人の話に耳を澄ましてみた
佳「それで、どう?結衣とシた?」
シたってなにを?
真「それが、なかなかできないんだよな」
なんのこと?
真「あいつの家は行けるけど必ず誰かいるし、俺の家に誘っても行きたがらないし、キス止まりだよ」
佳「まぁ、結衣は一応令嬢だから一筋縄じゃいかないよね」
真「そうなんだよな。どうにかして抱けないかな?」
…え?
今の空耳?
佳「でも、ビックリしたよ。あの結衣が真がホントはからだ目当てだったことに気づかないなんて。あの子そういうの鋭そうなのに」
なにそれ?
真「言ったろ?俺は演技には自信あるって。結衣は演技だなんて欠片も思ってないと思うぞ」
嘘!?全部嘘だったの?
あの告白も、あの照れた表情も
嘘だったの?
混乱していた私はさらに佳奈が爆弾発言をした
佳「それに、本命が私だってことにも気づかないし、案外鈍いのかもね」
ほん…めい?
つまり真は佳奈とは本気で付き合ってて
私とは体目当てで付き合ってるってこと?
真「結衣は顔はかわいいし肌白いし予想では処女だろうから楽しみだな。どんな顔してどんな反応するのかな?」
佳「ちょっと!私の前でそんな話しないでよ!」
真「ごめんごめん。でも、俺に結衣の情報教えたのは佳奈だろ?それって親友を売ったってことだろ?佳奈もひどいことするな」
え?佳奈が仕組んだの?
なんで?
一番の親友だと思ってたのに
良き理解者だと思ってたのに!
まさか…こんな風に思われてたなんて!
佳「ひどい?私は夢を見せてあげてるだけだよ。だってイケメンとヤれるなんて女子なら一度は体験してみたいことでしょ?」
真「まぁ、そのお陰で俺もいろんな人とヤれてるから感謝してるけど。でも、愛してるのは佳奈だけだからな?」
佳「知ってるよ。だから情報教えてるんだよ」
…ひどい
私は悲しくて苦しくてそのまま家に帰った
その後は誰とも話さず部屋に籠って泣いた
嘘ついてるようには見えないし、こんなに素直に思いを伝えてくれる子はいなかった
ちょっと不安はあるけど
「えっと、私でよければお願いします」
付き合ってから知るのもいいよね!
こうして私と真くんは付き合うことになった
付き合ってから1年過ぎ、私たちは中学一年生になった
友達も増え私たちの仲も良好だと思ってた
…あの事を知るまでは
ある放課後
あ、いけない!机の中に明日提出のプリント置いてきちゃった
忘れ物に気づいて教室に戻ることにした
教室の前に着き中に入ろうとした時
?「ねぇ、ホントに気づかれてない?」
?「あぁ。大丈夫だ。心配するな」
あれ?この声って真と…佳奈?(かな)
佳奈は小学校の頃からの親友で私の良き理解者でもあった
なんの話だろう?
気になって身を隠して二人の話に耳を澄ましてみた
佳「それで、どう?結衣とシた?」
シたってなにを?
真「それが、なかなかできないんだよな」
なんのこと?
真「あいつの家は行けるけど必ず誰かいるし、俺の家に誘っても行きたがらないし、キス止まりだよ」
佳「まぁ、結衣は一応令嬢だから一筋縄じゃいかないよね」
真「そうなんだよな。どうにかして抱けないかな?」
…え?
今の空耳?
佳「でも、ビックリしたよ。あの結衣が真がホントはからだ目当てだったことに気づかないなんて。あの子そういうの鋭そうなのに」
なにそれ?
真「言ったろ?俺は演技には自信あるって。結衣は演技だなんて欠片も思ってないと思うぞ」
嘘!?全部嘘だったの?
あの告白も、あの照れた表情も
嘘だったの?
混乱していた私はさらに佳奈が爆弾発言をした
佳「それに、本命が私だってことにも気づかないし、案外鈍いのかもね」
ほん…めい?
つまり真は佳奈とは本気で付き合ってて
私とは体目当てで付き合ってるってこと?
真「結衣は顔はかわいいし肌白いし予想では処女だろうから楽しみだな。どんな顔してどんな反応するのかな?」
佳「ちょっと!私の前でそんな話しないでよ!」
真「ごめんごめん。でも、俺に結衣の情報教えたのは佳奈だろ?それって親友を売ったってことだろ?佳奈もひどいことするな」
え?佳奈が仕組んだの?
なんで?
一番の親友だと思ってたのに
良き理解者だと思ってたのに!
まさか…こんな風に思われてたなんて!
佳「ひどい?私は夢を見せてあげてるだけだよ。だってイケメンとヤれるなんて女子なら一度は体験してみたいことでしょ?」
真「まぁ、そのお陰で俺もいろんな人とヤれてるから感謝してるけど。でも、愛してるのは佳奈だけだからな?」
佳「知ってるよ。だから情報教えてるんだよ」
…ひどい
私は悲しくて苦しくてそのまま家に帰った
その後は誰とも話さず部屋に籠って泣いた

