闇を抱える蝶と光輝く龍

結衣は前のように晴くんの後ろに乗り金宮ホテルに向かった


晴「着いたよ」


晴くんにそう言われて降りると


うわ!なにこれ…


全部金でできてる


桐「やっぱすごいなここは」


舜「圧倒されますね」


翔「俺も最初きたときは驚いたもんな」


類「いつ見てもキラキラしてるからすごいよね」


ほんとにここに泊まったの?


いったいいくらしたんだろう?


晴「で、どこからいく?」


翔「そうだな。部屋は客が使ってるかもしれないから食堂でもいくか?」


桐「そうだな。先に金宮ホテルの中から回ってみるか」


結衣たちはホテルの中から回ることにした


「わぁ…すごい!すごく広い」


桐「確か座ってたのはここだったな」


桐人にそう言われそこに座ると


ズキッ…


あ…きた…この感じ


『うわー!バイキングだー!』


『わーい!!これならいっぱい食べれるね』


これは晴くんと尚くんと類くん。


すごく喜んでるみたい


桐人「結衣、大丈夫か?」


「うん。あの、もしかして夕食バイキングだったの?」


晴「そうだよ!もしかしてバイキングの映像が流れたの?」


「じゃなくて、晴くんと尚くんと類くんがバイキングだーって喜んでるみたいな映像だったの」


舜「確かに、はしゃいでましたね」


翔「類食い意地すごいからな」


類「僕、そんなに食い意地は張ってないよ!」


雪「…一番食べてたのは類だったけど」


類「雪!余計なこと言わないでよ!」


類くんが一番だったんだ。


あんなに体型細いのにすごいな


翔「で、次どこ行く?他にどこ行ったっけ?」


桐「そうだな。ホテルでは食堂と部屋しか行ってないから他に行くところなんて…」


陸「ある」


桐人くんの言葉を陸くんが遮った


晴「え?りーくんあるの?」


陸「…みんなは知らないかもしれないけど。俺が結衣に過去を話した場所がある」


桐「陸も結衣に過去を話したのか?」


陸「…うん」


尚「とにかくその場所行ってみよう。陸、案内して」


陸くんに案内されてきたのはバルコニーだった


桐「このホテルにこんなところがあったなんて」


舜「知りませんでしたね」


翔「俺らも何度か来てるけどここは初めてだな」


類「すごーい!海が見えてきれいだね」


快「絶景だな」


雪「…僕も知らなかった」