これしか答えはない


翔「おい!どういう事だよ!結衣!」


類「結衣、何いってるの?」


快「嘘だよな?」


雪「…結衣?」


ごめん。許してね


桐「なぁ。今のどういう事だ?」


あれ?桐人もう倒したんだ


桐「桜蝶は…結衣なのか?」


あ、そっか。まだ正体明かしてなかったね


私はフードを取った


「改めて夢蝶第10代目総長、三国結衣。通り名、桜蝶。そして…旧姓相原結衣。相原組の次期組長」


そう言うと洸龍達は固まった


「それと、これが私の本当の姿」


もう、これで後には引けない


「今日で私は洸龍と夢蝶から抜ける」


私はそう言って夢蝶の特効服と桜蝶の印であるピアスを床においた


桐「結衣?」


「私はもう、あなた達の仲間じゃないから」


父「話は終わったな。じゃあ、行くぞ」


私はそれについて行く


桐「結衣!どこ行くんだよ!」


私は後ろを向きながら最悪なことを言う


「気安く名前を呼ばないで。私はあなた達を仲間だと思ったことはない。族での時間は私にとってはただの暇潰しだったから。でも、もう飽きたからもとの自分に戻る」


私は一呼吸置いてまた口を開いた


「最後にいいこと教えてあげる」


そして振り向き不敵な笑みを浮かべながら


「私は人を見殺しにしたの」


その言葉に倉庫がざわめいた


「つまり、殺人者。それも5歳の時にね。ほんとみんなバカだよね。私を仲間にするなんて。フフ…じゃあね」


私はそう言って倉庫から出た


私は相原組と共に元の自分の家に戻ることになった


みんな…ごめんね


そして…さようなら