全ての授業が終わり、帰りのHRが始まった


咲「じゃあ、今から文化祭のクラスの出し物決めるぞー。委員長、あとは宜しく」


咲哉さんは委員長に文化祭の紙を渡した


委員長「じゃあ、クラスの出し物で何か意見のある人いますか?」


委員長がそう言うと


洸龍以外の男子達『メイド喫茶‼』


私以外の女子達『執事喫茶‼』


って目をキラキラさせながら言い出した


は!?なにそれ!?


目をキラキラさせながらいうことじゃないでしょ?


それに女子は多分洸龍の執事姿見たいだけだよね?


男子は普通に女子のメイド姿見たいだけだろうし


しかも私たち以外意見一致してるし


ある意味すごい


晴「ねぇ。ゆーちゃん、生まれ変わるなら何になりたい?」


え?生まれ変わるなら?


「どうしたの?いきなり」


晴「何となく聞いてみただけ。だって暇なんだもん」


確かにこの議論に興味ないもんね


「うーん。男子になりたいかな」


晴「何で?」


「男子になったらもっと強くなれるから」


もう誰も失いたくない


仲間も、友達も、家族も


晴「そっかー。尚は?」


尚「僕は、イケメンになりたい!」


尚、もう十分イケメンだよ


晴「りーくんは?」


陸「……今のままがいい」


うん。陸らしい回答だね


晴「しーくんは?」


舜「そうですね。もう少しハッキングの才能がある人になりたいですね」


そんなにハッキングが大事?


晴「きーくんは?」


桐「俺は…強い人間になりたい。桜蝶みたいに」


桐人…桜蝶は桐人が思うほど強くないよ


喧嘩の力が強くても心はとても弱くて脆い人間だよ


私なんかより桐人の方がすごく強いよ


尚「晴は?」


晴「僕?僕は魔法使いになりたい!」


晴ってなんか本当に子供みたいだな


洸龍達とそんな話してたら