そして、そのまま豪雨の中を朝比奈さんにおぶられながら歩いた。
足元は川のようになった水が絶え間なく流れていく。
激しく打ち付ける雨風に、何度も飛ばされそうになる。
1人で歩く事すら困難なのに、朝比奈さんは私をおぶったまま避難所まで歩き続けた。
時折、大丈夫か? と声を掛けられる度に大きく頷く。
鍛冶君も、重たい荷物を持ちながら何度も大丈夫か? と大声で聞いてくれた。
ジャブジャブと足を取られないように、壁伝いで道を進んでいく。
果たして、そこが道なのかさえ分からない場所を、ゆっくりと。
そして、ようやく灯りの点く小学校の体育館に辿り着いた。
「志穂ちゃんっ! 朝比奈さん! 鍛冶君!」
体育館の扉を開けた瞬間、中から不安そうな顔のたまちゃんが駆け寄ってきた。
そして、私をおぶった朝比奈さんと荷物を前と後ろに担いだ鍛冶君を見て、安堵の溜息をついた。
足元は川のようになった水が絶え間なく流れていく。
激しく打ち付ける雨風に、何度も飛ばされそうになる。
1人で歩く事すら困難なのに、朝比奈さんは私をおぶったまま避難所まで歩き続けた。
時折、大丈夫か? と声を掛けられる度に大きく頷く。
鍛冶君も、重たい荷物を持ちながら何度も大丈夫か? と大声で聞いてくれた。
ジャブジャブと足を取られないように、壁伝いで道を進んでいく。
果たして、そこが道なのかさえ分からない場所を、ゆっくりと。
そして、ようやく灯りの点く小学校の体育館に辿り着いた。
「志穂ちゃんっ! 朝比奈さん! 鍛冶君!」
体育館の扉を開けた瞬間、中から不安そうな顔のたまちゃんが駆け寄ってきた。
そして、私をおぶった朝比奈さんと荷物を前と後ろに担いだ鍛冶君を見て、安堵の溜息をついた。



