重たい気持ちで気休めに空を見上げる。
もう6月中旬になったのに、なかなか梅雨がやってこない。
今日も澄み渡るほどの青空で、日光を沢山浴びた芝生は寝心地最高だった。
ゴロリと横になって空を見上げた私を見下ろすのは、ふふっといつものように優しく笑うたまちゃんだった。
その姿を見て、目を瞬く。
「あ~あ。私も失恋かぁ。まさか、こんな近くにライバルがいたとはねぇ」
そして、そう言うや否や私と同じようにゴロリと芝生の上に横になって大きく背伸びをした。
その言葉を聞いて、慌てて体を持ち上げる。
「その事については黙っていてゴメン! でも、私は、そのっ、朝比奈さんが好きで、鍛冶君には恋愛感情はないよ!?」
「志穂ちゃんが無くても鍛冶君はあるでしょ~。おまけにキスまでされたんでしょ? ね、どんなだった!?」
「え、そこ聞く?」
「教えてよ~、ねぇ、どんなだった?」
「いや、突然だったし、軽くだったし……あ~も~勘弁してっ」
あまりの恥ずかしさに勢いよく顔を伏せる。
そんな私を見て、たまちゃんはケラケラと笑った。
その横顔を不貞腐れた顔で睨みつけるが、少しだけ胸の奥にあった悩みが薄れた気がした。
もう6月中旬になったのに、なかなか梅雨がやってこない。
今日も澄み渡るほどの青空で、日光を沢山浴びた芝生は寝心地最高だった。
ゴロリと横になって空を見上げた私を見下ろすのは、ふふっといつものように優しく笑うたまちゃんだった。
その姿を見て、目を瞬く。
「あ~あ。私も失恋かぁ。まさか、こんな近くにライバルがいたとはねぇ」
そして、そう言うや否や私と同じようにゴロリと芝生の上に横になって大きく背伸びをした。
その言葉を聞いて、慌てて体を持ち上げる。
「その事については黙っていてゴメン! でも、私は、そのっ、朝比奈さんが好きで、鍛冶君には恋愛感情はないよ!?」
「志穂ちゃんが無くても鍛冶君はあるでしょ~。おまけにキスまでされたんでしょ? ね、どんなだった!?」
「え、そこ聞く?」
「教えてよ~、ねぇ、どんなだった?」
「いや、突然だったし、軽くだったし……あ~も~勘弁してっ」
あまりの恥ずかしさに勢いよく顔を伏せる。
そんな私を見て、たまちゃんはケラケラと笑った。
その横顔を不貞腐れた顔で睨みつけるが、少しだけ胸の奥にあった悩みが薄れた気がした。



