守りたい人【完】(番外編完)

そんな私の気持ちを知っているたまちゃんは、クスクスと笑いながら私に視線を向ける。


「1人でやっていけそう? もし大変だったら言ってね?」

「ありがとう。でも、こうやってパンのお裾分けしてもらえるだけで大助かりだよ」

「ふふ。パンなら腐るほどあるからね」


そう。

今日はたまちゃんが家で売り物にならないようなパンをまとめてドッサリ持ってきてくれたんだ。

売り物にならないと言っても、少し形が崩れたり焼きすぎたりとかそんなレベル。

味には全く影響ないし、素人の私からすれば何で売り物にできないか謎なくらい。


「あの2人、朝からガツガツ食べるから米の消費量がハンパないの」

「え~私、沢山食べる人大好き~」

「たまちゃんも食べるの好きだもんね」

「食べてる時と、お昼寝してる時が一番幸せかな」


うふふと嬉しそうに笑って、たまちゃんは残っていたお団子を口に入れた。

美味しそうに食べるその姿を見ていると、なんだか嬉しくなる。


癒し系だよなぁ~、なんてそんな事を思っていると。