近くに居過ぎて

涙が出てきた。


「ねぇ...おねがい...離して...」


れ「離さないって。」


「なんで...」


れ「きこは俺の大事な人だから、泣いてるより、笑ってて欲しいの。なんで泣いてるか、話してみ?」


「かほちゃんが...ドリンク作ったのに...先輩に怒られるのは...私で...全部私が悪いみたいに言われて。

謝った時にはいつものテンションに戻ってて...全然反省してないし...私も教えなかったから悪いけど...

責任全部私に押し付けなくてもいいじゃん...」