「ねぇ、どう・・・かな?」


ビーチに舞い降りた天使、葵さん。俺と渚

はその美しさに息を飲んだ。


・・・ヤバい。これはほんとにヤバい。想

像以上にエロ過ぎだ!


葵さんが身に着けている水着は、黒くてフ

リフリのレースになっている。腰はキュッと

していて細い割に胸がこぼれそうなくらい

に豊かで、肌は透き通るほどに白い。これ

は俺だけじゃなく世の中の男を虜にするほ

どの美しさだ。


「飛鳥・・・似合ってる?」


葵さんが上目遣いですり寄って来る。今こ

こでキスしてしまいたい。俺は淫らな欲を

抑え込んで冷静さを装った。

「い、いいんじゃな「うん、悪くない

な」」


・・・は?


俺の言葉を遮ったのは、当然ながら渚。俺

達の間に割って入ってきた。