どうしよう… 彼の部屋の扉とにらめっこしながら考える。 直接明日からのことを伝えなくても、おばさんが話してくれるだろうし… いやでも、今日話しておいた方が、私の免疫になるというか… 心に余裕が持てる。 いやでも、明日からいやでも話さなくちゃなんだから今日くらい話さなくても… なんて、逃げ腰な自分も顔を覗かせる。 「明日から…話さなくちゃいけない……か」 改めて口に出して言うと、今更ながらすごく...現実感がある。 まあ、どうせ話さなくちゃいけないんだったら、 今でもいっか...