これはきっと恋じゃない。






それから少したって、一度2人でちゃんと話す機会があった。




その時はすごい衝撃を受けたのを覚えている。





小っちゃくていつも私の後ろに隠れちゃうような泣き虫くんが、私を上から見下ろしていた。




声も低くて、話し方もちょっと弱気な感じから、堂々とした感じになっていた。






あの時、私は知らない男の人と話している気分だった。