これはきっと恋じゃない。






改札を通って、プラットホームに立つ。



電車が入ってきて、ガラスに私たちの姿を映し出す。



電車の中、吊革につかまりながらもうっすらと窓に私たちの姿はうつしだされたまま。




同じ制服を着た私と尊弥



...こんなに身長差あったんだ




二人で並ぶことなんてなかったから、知らなかった。





最後に隣に並んだ、高校の入学式の時よりも大きくなっている気がする。