「ほら」



いとも簡単にキャップを開けて、再び私に差し出す。



「...ありがとう」



チラッと視線を上げると思わず目線が重なった。



瞬間、顔が赤くなっていくのを感じる


なんか分からないけど、恥ずかしい



慌ててそれを隠すようにお茶に口をつける。




ゲホッゲホッ



慌てて飲んだせいで変な方に入ってしまった。