「…うん。既読にもなってない」


私も少しだけ笑い返してお弁当箱を出す。


もう、あれから1週間が経った。


先輩は、学校に来ていない。


「柊木さん、呼んでるよ」


クラスメイトの声がして、私は教室のドアを振り返る。


そこには3人の女子生徒。


…またか。