柊くんは、ちょっと驚いてこっちを見る。

「いつも、何かきちんとしてて、そこにいるだけでかっこいい雰囲気で、

優しくてさ。

ちょっと、そういうヒトと友達なんだなってことを誇らしく思ってる」

「そうなんだ…」

柊くんは、少しの間、黙って空を見て、

「…やっぱり飲もう」

どんどん 飲み始めてしまった。