次の日ー


「んえええええ?!!!!別れた???!!!」


「舞、まだ私の心の傷は癒えてないからそんなにハッキリ言わないで…ふぇぇぇぇえええん」


幼馴染の舞が、これでもかってくらい目を見開いて驚いている。

そりゃそうだよな、つい最近まで惚気てたんだもん。


「はぇーーー、ごめんごめん。まだ1ヶ月だっけ??」


「うん…なにがいけなかったんだろう。」


「まあ、あいつ沙彩の誕生日も、クリスマスも空いてないっていうんだからおかしいと思ったんだよね。」


「でもね、もしかしたらサプライズしてくれるのかなって、期待してたんだけど…」


「まあ、この感じだとそれもなかったっぽいね」


「ふぇぇぇぇえええん」


ズバズバ言う舞に心が折れそうです。


「まあ、いいんじゃない?そんな男忘れて、今年こそ私とクリパしよ。」


神だ!!!舞は神だ…やっぱり持つべきものは友達だね!!!


「ま、舞ぃぃぃいいい!ありが…」


「あと、泣き方変だから直したほうがいい」


「うっっ、、」


やっぱり神なんて嘘だ。ひどいよ!舞さん!!