「ココア…好きなんですか?」



って俺は何を言って…?!


無意識だった。ほんとに無意識で


彼女の顔を見ていたら自然と口が動いていた


俺が焦っている間も彼女の目はキラキラしていて



「はい、大好きです

ココアを飲んだらもう、心がほわほわって
なる感じで、、
1日に1回は飲まないとココア不足で死んじゃいます…!」


そう言いいながらふふっと笑う彼女





「あ、ごめんなさい…!
どうでもいいですよね、こんな話!」


彼女が焦った顔で何か言っている
でも俺の心と頭はそんな事を聞いている場合じゃなかった


くっそ、…まじで…!








これが俺と彼女の出会い────