「流未!一緒に帰ろうぜ!」


HRも終わり帰り支度している私に祥平が声をかけてきた。



『うん!ちょっと待ってね』


「いいよ、ゆっくりで」



祥平は優しい。これは付き合う前から思ってたコト。

顔もイケメンの部類に入るから祥平のコトを好きな女の子は沢山居た…だから少し不安なんだ…

本当に私が彼女でいいのか、みんなに妬まれるんじゃないかとか…



「どした?」


不安が顔に出てたかもしれない 急に俯いた私の顔を覗き込むように祥平が聞いてきた。


『ううん!何でもない!』


「本当か?」


『本当だよ!
ただ祥平の彼女になれて幸せだなぁって思って…』



「なにそれ…めっちゃかわいいコト言ってくれるじゃん!」

そう言って 軽くチュっとKissされた