春休みも明け3年になって2週間程経って新しいクラスにも馴染んで来た頃、私 北口流未(きたぐち るみ)は2年の時から同じクラスだった深澤祥平(ふかざわ しょうへい)に呼び出された…

「あ…あのさ…」

『ん?』

「オレ…北口のコト2年の時から…
ずっと好きだったんだ…」

『…えっ?』

「だから…つ…付き合って欲しい…」


そう言って深澤は勢いよく頭を下げた。


『えっと…私で良ければ…』


結構仲良かったし嫌いでもないし特に断る理由もなかったので、すんなり告白を受け入れた。

「マジで!?
やったぁぁぁ!!!!」



そう叫ぶと深澤は両手でガッツポーズを作り そして私に抱きついた。


「ぜぇってぇー大事にするから!」


『うん!よろしくネ!彼氏さん♪』


そう言って深澤に抱き返した。