涙の後は

「あのさぁ真緒、修って奴と何かあった?」

「...何にもないよ」

「嘘だね。何年お前と幼馴染やってると思うんだ」

「湊は好きな人いる?」

「...ずっと好きな奴がいる」

「そうなんだ。例えばだけど好きな人に好きな人がいたらどうする?」

「相手によるけどそいつが俺の好きな人を幸せにしてくれるんなら俺は諦めるよ。だって好きな人には幸せになって欲しいだろ?」

「そっか」

修君は優しくて面白くて良い奴だし桃ちゃんは可愛くて友達思いでいい子なんだから私が手を引くのがいいよね。けど気持ちなんていつか消える時が来るんだから誰にも迷惑をかけないんだったら片思いぐらいいいよね

「まぁ真緒が話したくないなら話さなくてもいいけど頑張れよ」

「...うん」

「ほら着いたぞ」

「わざわざおんぶしてくれてありがとう」

「別にいいよ。無理し過ぎるのやめろよ。お前は何でも溜め込むだから。俺はいつでも真緒の味方だから辛くなったら言えよいつでも話聞いてやるから」

「ありがとう優しいね湊は。それじゃバイバイまた明日」

「おう!!」