涙の後は

「真緒ーごめん待たせた」

「コイツ誰?」

「はぁお前こそ誰なんだよ」

「あの二人ともやめて。まず修君、そこにいるのが私の幼馴染の湊。湊、あの人が修君」

「お前さぁ馬鹿なの?こんな治安が悪いところに女の子1人で待たせるなんて。さっきまで真緒は厳つそうな奴に絡まれてたんだからな」

「そうなのか真緒!?大丈夫か怪我してない」

「大丈夫だよ。修君が助けてくれたから」

「そっか。真緒を助けてもらいありがとうございます」

「別にいいけど次からは気をつけろよ」

「はい」

「それじゃバイバイ真緒また明日」

「うん!バイバイ」

どうしようさっき怖過ぎて腰抜けちゃた。それにしても湊があんなに人を嫌うなんて。余程馬が合わないのかな?

「...ごめんな俺のせいで怖い思いさせて」

「大丈夫だよ。気にしないで」

「雨も止んだし帰るか」

「腰が抜けて帰れないから先に帰ってて」

「アホかさっきあんな目にあったのにまたそういうことになりたいのか!」

そう言うと湊が屈みだした。何がしたいんだろ?

「ほら腰が抜けたんだろ?おぶってやるからほら」

「体重重いから湊に悪いから大丈夫!!」

「本当遠慮なんていらないから。よいしょと」

私の体が宙に浮いた