涙の後は

湊まだかな?けど何か悪い事しちゃたな傘ささずに学校に引き返さすなんて濡れて風邪ひかないといいけど

「ねぇお姉さん暇?暇ならお茶しない?」

「暇じゃないです。人を待ってるんで」

何かこういうの逃げてだな。それに相手何かチャラくて厳つい感じだし。

「いいじゃん」

そう言いながらいかつい男は私を裏路地に連れていこうとしていた

...怖い誰か助けて。けど誰かを呼びたくても声が出ないよ。

「おいやめろよ。嫌がってるだろ」

誰?後ろ姿じゃ分からない

「あぁお前には関係ないだろ!!」

そう言い男は私を助けてくれた男の子を殴ろうとしたけど男の子は避けて逆に厳つい男の腕を捻りあげた

「痛てぇなやめろや!!おいお前ら出てこい」

男がそう言うと裏路地からたくさんの男が出てきて一斉に男の子を殴りにかかった

「やめて!!」

「大丈夫だよ」

そう言って微笑んだのは修君だった。けど私は怖くて目を瞑っていたら

「もう終わったよ。大丈夫真緒?」

「...怪我してない。それに何でこんな所にいるの?」

「怪我はしてないよ。ここに居るのはね真緒本当は傘持ってないでしょ?俺に気を使って濡れて帰って風でも引かれたら困るから桃ちゃん送ってここまで走ってきたんだ」

「そうなんだ...けど何で傘持ってない事分かったの?修君に言ってないよね?」

「それは秘密」

どうしようなんだか胸がドキドキする。これはダメなやつだ。こんなカッコイイとこ見せられると男としか見れないよ。けど修君には好きな人が居るんだ...