見られた...!?

「だれ...」

「3年2組坂田奏多」

しかも先輩

「今日はね俺にとってとっても大事で悲しい日なんだだから君には悲しんで欲しくないから相談聞くよ?」

「...大丈夫です」

「何でその心は?」

「なん...!?いや知らない人に聞いてもらう話じゃないし。友達でもないからです」

「じゃ友達になってよ」

「なりません!!」

「俺を助けると思って友達になって」

「...今は友達もそんなのいらないし何も信用できないからムリです...」

「じゃあ恋人は?何でもいいんだ誰かを支えられる人になりたいんだ。お願い話して」

「...友達ならいいですよ」

先輩の優しい手を拒めかったのは今にも先輩が消えそうだったのと寂しさのせいだと甘い誘惑に負けた自分に言い訳をした