彼は高嶺のヤンキー様5(元ヤン)




「どうして・・・」

「手伝いに来たんだ。」



そういうと、冷蔵庫にあるお肉を出していく。



「あ・・・あの・・・」

「信じてるから、心配するな。」

「え?」

「だから・・・凛が、ラブホで知らない女相手に変なことしてないって、わかってるからさ!」

「瑞希お兄ちゃん・・・!?」



私をフォローをするために、追いかけてきてくれたの?



「だから・・・女探偵はやめとけよ?」

「え?」

「年上が好きだとしても、あの女探偵はやめておけ。お兄ちゃんは反対だ!」

「え!?」

「お兄ちゃんとしては、凛と女探偵のカップルは認められない!なんつーか、その・・・他に目を向けてほしいんだよ!」

「お兄ちゃんは・・・」



女探偵をダメ出しする彼に、思わず聞いた。



「恋愛する相手が年下だったら、無理ですか・・・・?」

「あん?そんなわけあるかよ。好きになっちまったら、年上も年下も関係ねぇ。」

「えっ!!?じゃあ、年下でもOKなんですかっ!?」

「ある程度はな。さすがに未成年は難しいとこだけど・・・・だったら、相手が結婚できる年になるまで待てばいいだけだ。それが愛ってもんだろう?」

「瑞希お兄ちゃん・・・・!」



照れくさそうにしながらも、なんでもない口調で言う好きな人。

その言い方だとまるで・・・ヤマトが言った通りじゃない?



〔★関西男子の予想は当たった★〕



瑞希お兄ちゃんの言いたいことはわかった。

女装した男である瑞希お兄ちゃんに、男と思われてる私が惚れるのは良くないと思って、「恋愛相手として年下はNG」と言ったのだとわかった。



(それだけわかれば、十分だよ・・・・!)



愛してもらえる条件に当てはまっているのなら、それだけで私は幸せだ。

幸せだけど・・・



「とにかく、女探偵と恋愛はするなよ!凛のためにはならないからな!?」

「なんでですか?」

「へ!?」



安心した瞬間、すごく悔しくもなった。

いじわるとまではいかないけど・・・・困らせてみたくなった。